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タイルの色と柄を変えるデザイン塗装で築40年のお家を蘇らせる 大阪市西成区

Before
After

ご相談内容

亡くなったご両親の実家を見て欲しいと娘様からのご依頼です。

築40年以上経っており、一度塗り替えをしたけどかなり劣化していて、雨漏りしている部分もあるとのこと。

屋上は陸屋根で家の中から屋上に上がることができず、どんな状態かもわからないから合わせて見てほしい。

 

施工データ

施工内容 外壁塗装
シーリング工事
ウレタン防水通気緩衝工法
タイルデザイン塗装
カラー 上下塗り分け
オーダーメイドデザイン塗装
施工エリア 大阪市西成区
建物 3階戸建て
使用材料 【外壁】
下塗り:パーフェクトサーフ
中/上塗り/柄付け:ファインパーフェクトトップ(ラジカル塗料)

【ウレタン防水】
サラセーヌ
工期 1ヶ月半

施工前の現場状況

外壁の劣化状態は酷く、特にシーリングを前回の塗り替え時に打ち替えていますが、シーリングが塗膜を劣化させるブリード現象が起きており、シール部分が真っ黒になっています。
正面のタイルもよく見るとこのようなクラックや割れが沢山ありました
屋上の陸屋根の状態です。シート防水をしていましたが、表面の劣化は酷くシートがボコボコと浮いているような状態です。
屋上の陸屋根の真下の位置する天井から雨漏りがしていました。クロスが剥がれて雨染みができています。
このお家は出窓が多くその上のシーリングが切れています
この出窓の中はこのように雨漏りして四方枠の木が腐っている状態
2階のベランダの床も劣化が酷く、手すりも錆だらけです
雨を防ぐための部分にも割れがあり、穴が空いていました。
これでは雨水が入り放題ですね

弊社からのご提案内容やカラーシュミレーション

弊社のご提案内容は、屋上、ベランダは防水シートが破れているので、新たにウレタンの通気緩衝工法で防水するのと、タイルも変色や割れ、汚れが目立っていたので、正面の美観を戻すべくタイルの色変え塗装をしましょう。
そして、サッシもかなり劣化していたので、見える部分だけでも塗装して綺麗にしましょう。とご提案しました。
カラーシュミレーションは、タイル、サッシも塗装する上でのシュミレーションです。
弊社のような提案、技術がある会社は相見積もりした他の会社には居なかったとのことでした。

ご契約後の施工中の様子

足場組み立て

さぁ、工事を進めていきます。

まずは足場組み立て工事です。

飛散防止のネットもしっかり取り付けて、完了です

足場組み立て

足場組み立て

高圧洗浄

足場の組み立てが終わったら、まずはお家全体を高圧洗浄します。

今回はタイルも塗装するので、目地の部分も念入りに汚れを落とします。

シーリング工事

続いてはシーリング工事です。

一度塗り替え工事をしていたのですが、正面のシーリングはボロボロの状態です。

また、出窓の上に増し打ちしたシーリングも割れて穴も空いています。

外壁劣化状況

外壁出窓劣化状況

今回の工事で最も重要な工事がこのシーリングです。

すでに雨漏りしているので、それを止めなければなりません。

また、今後板金が浮いたり、釘が飛び出てこないように止める必要もあります。

外壁が割れている部分、柔軟性が必要で補修が必要な部分にも全てノンブリードのビューシールを打設していきます。

シーリング工事 西成区

シーリング工事 西成区 シーリング工事 西成区

シーリング工事 西成区

シーリング工事 西成区

外壁塗装

シーリング工事が終わったので、外壁塗装をしていきます。

まずは下塗り、そして今回上下の色を塗り分けます。

カラーシュミレーションの打ち合わせで、上部は濃い青色で、下側は薄い青色に塗装することになりました。

特に右面の幅が狭いところは一斗缶が入らず、写真の通り一斗缶を潰して使用しました。

外壁塗装 西成区外壁塗装 西成区

屋上、ベランダウレタン通気緩衝工法での防水工事

屋上から雨漏りが発生している状態なので、屋上のシート防水の状態を確認したところ、かなり痛んでおりボロボロでした。

ウレタン防水通気緩衝工法

既存のシートは一度綺麗に剥がして、新しい防水塗装を行います。

シートを剥がすとところどころに、シミができているのがわかります。

恐らく雨水がシートの下に入り込んでいた場所、つまり雨漏りがしていた場所だと思います。

カチオンフィラーというセメントで下地を作り直して行きます。

ウレタン防水通気緩衝工法

ウレタン防水通気緩衝工法

今回は陸屋根で、常に雨、風にさらされる場所なので、長期的に防水できて、不具合が起きないような仕様で施工をしたいと思います。

ウレタンの防水層を作る仕様で行います。

ただ、ウレタンの防水をすると、完全に塗膜で密閉するので、下地まで雨水が入ることはありません。

その一方で、完全に密閉してしまうので、既存の下地から湿気などが出てくる場合、ウレタンの塗膜が膨れてしまう危険もあります。

そこで登場するのが「通気緩衝工法」です。

ウレタンの下にシートを挟むこみ、脱気筒という湿気の出口を確保することで、下地の湿気をシートの隙間から逃すことができます。

これで、外部からの雨水はウレタンの防水層が防ぎ、内部の湿気は脱気筒が逃してくれるので、雨漏りも無くなり、膨れるという心配もありません。

ウレタン防水通気緩衝工法 ウレタン防水通気緩衝工法

ウレタン防水通気緩衝工法

カチオンフィラーの後に、シートを被して脱気筒を設置。

その後ウレタンを2層に分けて流し込み、最後に紫外線からウレタン層を守るトップコートを塗って終了です。

これで、雨漏りはしなくなりました。

 

タイルをデザイン塗装でおしゃれにする

「タイルを塗装するなんてありえない!」

「塗装したら剥がれるよ!」

そんな声が聞こえてきそうですが、正しい施工をすれば勝手に剥がれるということはあり得ません。

もちろん、車も同じですが、何かぶつけたり、傷がつけば塗装がめくれるということはあります。

それは、どの塗装物でもそうですね。

天然石は塗装することはおすすめできませんが、タイルであれば塗装できるものが結構あります。

それに、このお家のように割れていたり、変色や汚れが目立つタイルが正面にある場合、外壁を塗装しても見た目が悪いですよね。

なので、今回はリスク等も説明した上で、タイルの塗装のご提案をさせて頂きました。

長くなってしまうので、一本の動画にまとめました。

ぜひご覧ください。

 

実は、サッシも塗装で再生していました

タイルと同様で、アルミサッシも「塗装できない」と言われていますが、下地処理をしっかりと行い、塗料を選定すれば、タイル同様で塗装できます。

塗装できないという理由は、塗装する知識と技術がないというだけです。

ただ、サッシはローラー塗りなどすると、独特のゆず肌のようなボコボコとした表面になり、綺麗に見えません。

なので、基本的に、サッシはスプレーガンで吹付塗装を行います。

元々傷が深い場合はパテ処理もしますが、お金と時間の都合で、今回はパテ処理はせず、傷がある上から下地処理を行い上塗り塗装をしました。

こちらも作業風景を動画でまとめましたので、ぜひご覧ください。

 

施工完了後のビフォーアフター

Before
After
Before
After
Before
After
Before
After
Before
After

担当者のコメント

5社ほどの相見積もりでした。
他の会社の見積もり内容は、「右面の外壁は幅が狭く塗装できないので、3面塗装になります。」や「正面のタイルは塗装できません」など、お客様のご希望の施行をしてもらえないということでした。

そんな中弊社の提案は、「右面の狭い外壁も足場を組めるので塗装できる、タイルも塗装できるしおしゃれにできます。」と他の会社とは全く違う内容で、お客様としては理想的な内容だったとのことです。

 

金額的には他の会社よりも高かったみたいですが、弊社の担当者の人柄も気に入っていただき、信用できそうだと選んで頂きました。

その気持ちに応えるべく、今までに例の無いタイルの色変え塗装や、サッシの塗装も行い、大変満足して頂けました。

「友人にも御社を紹介します。」とまで言って頂けて、お客様が喜んでもらえて本当によかったです。

お客様のご感想

最初はどの塗装会社にするかすごく悩んでいましたが、リーフデザインさんの人柄や丁寧なご説明をうけてこちらの会社なら信用できそうだと感じてお願いしました。

作業中も動画や画像が送られてきて、完成が楽しみでした。

雨漏りした内装やクロスの張り替えもお願いして、そちらも丁寧にして頂き綺麗になりました。

タイルの塗装はイメージだけ伝えて、職人さんのセンスにお任せしました。

イメージ以上の仕上がりで、すごくおしゃれなタイルに蘇り大変満足です。

今回の工事をリーフデザインさんにお願いして本当によかったです。

また何かありましたらよろしくお願いします。

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