3年前に他社で外壁塗装を行なった現場です。
塗り方が雑とかの問題では無く、明らかな手抜き工事でした。

外壁塗装4面の内、2面がタイル張りの現場で、残り2面がサイディングボードのお家です。

今回のご依頼は3階部分のタイルが落ちてきたので剥落を防止する工事内容だったのですが、
足場を組み立てして外壁塗装全体を点検すると衝撃でした。

・屋根は既に塗膜が剥がれコケが発生。
・屋根板金の釘打ちやシーリング補修を行なっていない。
・塗ムラや艶の飛び方を見ると1回だけ塗料を塗った感じでした。
・外壁部分のシーリング打ち替えと開口部増し打ちを一切行われていない。

下地処理も行われず塗装しているので、既に錆がまわったり塗膜の剥離も見られました。
3回塗りの外壁塗装、何故か元々の素地が見えている箇所も。

施工内容のお見積書は

シーリング打ち替え
開口部　マシ打ち
鉄部　付帯部　ケレン錆止め
外壁塗装３回塗り

お客様にご報告の後、本当にショックを受けていられました。

全力でフォローします。

ガルバニウムの屋根やシャッターボックスなどの鉄部を錆び止め処理しました🤩

 

ケレンの目的 塗料の密着性向上: 表面を平滑にしたり、

 

細かい傷（目荒らし）をつけることで塗料がしっかり付着するようにする。

 

耐久性の向上: 下地と塗料の密着を良くすることで、剥がれや浮きを防ぎ、塗装の寿命を延ばす。

 

美観の向上: 汚れやサビを除去し、均一な下地を作ることで、美しい仕上がりを実現する。

 

ケレンにも種類があります。

 

ケレンの種類

1種ケレン: ブラスト工法などで、黒皮・赤サビ・旧塗膜を完全に除去し、清浄な金属面にする（最も強力）。

 

2種ケレン: ワイヤーブラシや電動工具で、赤サビ・旧塗膜を除去し、鋼面を露出させる（完全除去は難しい場合も）。

 

3種ケレン: 赤サビや劣化塗膜を除去しつつ、保護膜として機能する旧塗膜（活膜）は残す（一般住宅で多い）。

 

4種ケレン: 白亜化した粉化物や汚れを除去し、活膜は残す（手工具やパッドで表面を整える）。

 

主な使用工具 手工具: スクレーパー（ケレン棒）、

 

ワイヤーブラシ、サンドペーパー、マジックロンなど。

 

電動工具: サンダー、グラインダー（ワイヤーブラシや研磨ディスク付き）など。

 

その他: 高圧洗浄機（初期の汚れ落とし）、

 

剥離剤（ペイントリムーバー）。

 

施工場所 鉄部: 手すり、シャッター、雨戸、トタン屋根など（サビ落としが中心）

 

塗ってしまえば分からなくなる作業ですが、

 

写真や動画で伝えれる様に作業しています🙇

 

#鉄部ケレン#ケレン種類#そして錆び止め

上塗りが完成した外壁にダブルトーンの 4工程目を施工しました😁

 

今回は既存と同じ感じのダブルトーン再現をご希望で、

 

カラーチャートから選んで頂きました。

 

サイディングボードが劣化する前ならクリヤー塗装のみで大丈夫なのですが、

 

劣化が酷かったので下塗り材の必要がありました。

 

再現完了🤩

 

#ダブルトーン施工#既存と同じ柄#尼崎市杭瀬

サイディングボードの濡れ色をチェックしました🤩

 

濡れ色とは雨があたると色が変化して濃くなります。

 

このチェックを行う理由は 濡れ色=塗装完了後 つまり仕上がりの色味となります。

 

実際の外壁にクリヤーを部分的に施工してみて、

 

この色味に合わせた正確な色のタッチアップを作ります。

 

この一手間が綺麗な仕上がりになりますので😁

 

#サイディングボード#クリヤー濡れ色#正確な調色

金属部分には必ず錆び止めを施工しなくてはいけません。

 

今回は上塗りが濃い茶色系になるので黒色を施工しました。

 

鉄部は酸素を遮断しないと錆びが進行してしまいます。

 

錆び止め無しでペンキだけだと錆びは止まりません😭

 

#黒錆び止め#通気性と密着の問題#ハイポンデクロ

最終作業のクリヤー仕上げを行いました😁

 

今回は原色系の緑との事もあり、

 

劣化を遅らせるにはクリヤー施工が最適です。

 

綺麗に仕上がりました🤩

 

#4工程#クリヤー仕上げ#全体コーティング

室内の木部リペアを行いました🤩

 

小傷でもフローリングなどの箇所は気になりますよね。

 

木部などの色合わせも1級塗装技能士によるスキルで内部も直しています。

 

リーフデザインはリペア特集のテレビ出演させて頂いた実績もあります😁

 

#室内リペア#木部柄合わせ#フローリング